【古地図散策】春近古市場地区から戸田地区
スタンフォード大学のサイトにある古地図(明治から昭和初期)を参考に記載されてる当時の道を散策してみました(素人の為、ルートなどの情報の正確さは保証されませんのでご了承ください)。
まずは古市場南から薬師寺の方に抜ける道を歩きました。このお寺には円空の仏像がある様です。
そこから県道94号を横断して天神神社や清閑寺の横を通る道を歩いていくと、長良川の堤防道路に行きつきました。
そこから対岸を見ると、対岸の河原に降りていく道が真正面に見えました。
古地図にはこの辺りに渡し舟の地図記号があるので、ここから川原に降りて船を乗り、対岸の河原へ船が行き来してたのかなと思いました。
現在は渡し舟は無いので、対岸へは岐関大橋を使いました。橋を渡り終えたら堤防道路を北上し、先程対岸に見えた川原へ降りる道へ向かいました。川原へ降りると昔の渡船場の跡は見当たらなかったですが、現在は釣りやバーベキューにこの辺りの川原は使用されてる様でした。
その後は古地図に書いてあった東へ向かう道を歩きました。やや緩やかなカーブを描いた道を歩き、徐々に民家が増えてきました。
八幡神社を通り過ぎた後、少し行くと小さな公園がありました。そこに岡田式渡船装置を考案した方の顕彰碑がありました。
そこからさらに進むと堤防道路に突き当たり、堤防外には畑がありました。畑の中を進んでいくと竹藪の手前に古い石造物(馬頭観音?)がありました。竹藪の中には踏み跡があり川原に繋がる様子でした。
ここが戸田側の今川の渡船場だったではと思いました。石造物は渡船の安全に関係するものなのでしょうか。当時を偲ばせる物を見れて少し嬉しかったです。
次回は対岸の白金地区の古地図の道を散策したいと思います。
古い道は直線的ではなく、緩やかな曲線を描いてる事が多く風情を感じる事ができました。