【古地図散策】白金地区
今回は、小屋名南の交差点から上白金の今川の渡船場跡までの古地図(スタンフォード大学)にあった道を歩きました。
http://stanford.maps.arcgis.com/apps/SimpleViewer/index.html?appid=733446cc5a314ddf85c59ecc10321b41
赤い線は古地図にのってた道ではないかと思った道です。素人の考えた事なので、正確性は保証しませんm(_ _)m。
小屋名南交差点からゴルフの練習場を通り過ぎた後、少し寄り道の為に北上し各務用水を渡る橋まで行きました。この橋も古地図にあった橋です。
各務用水の北側の水田地帯内に堤防がありましたが、これはこの辺りの水田地帯が昔は遊水地帯だったからでしょうか。
ここから折り返し南に進んで行くと、金福寺が見えてきました。金福寺より一つ手前の交差点で右折すると、堤防道路に出ました。
古地図では、この辺りが今川の上白金側の渡船場だったはずですが、周囲を見渡しましたが堤防の外は藪が生い茂り、渡船場の名残の様なものは見つけれませんでした。
次は古地図にあった、下白金側の今川の渡船場跡から津保川の桜橋への道を歩きました。
上白金から堤防沿いを下流へ歩くと、途中堤防外の畑の中に山神の石碑がありました。
さらに行くと、また堤防外の水田の傍に複数のお地蔵さんがいました。この辺りは現在の堤防の外側に昔の堤防があるようで、この水田は昔の堤防の内側に位置したのかなと思いました。
お地蔵さんがあった辺りから、今川の方に続く道があったので行ってみると、対岸に保明の渡船場跡辺りが見えました。という事はこの辺りが下白金側の渡船場なのかもしれません。しかし渡船場の名残の様なものは見当たりませんでした。
次は、ここから津保川の桜橋に向かう古地図にあった道を歩きました。
おきなやという工場の横の道を通り、途中左折し直進すると、三叉路近くに馬頭観音(長鉾神社敷地傍)がありました。これは古い道の名残かもと思い今回一番テンションが上がりました。その後、三叉路を右折し直進し再度各務用水を渡りました。途中、桜橋までの古地図の道が不明な箇所がありましたが無事桜橋に到着しました。
今回は渡船場の痕跡は見つける事が出来ませんでしたが、長鉾神社横の三叉路に馬頭観音を見つける事が出来て嬉しかったです。
白金地区は田園風景や古そうな民家が多く、ゆったりとした気持ちで散策できました。
また今回、持参したペットボトルの水は、白金地区の対岸の側島で採水された書いてありました。近くに住んでいても、知らない事が本当に多いです。